お花の持ちを良くする方法

ハサミやナイフは花専用で!
花を生けるときに使用するハサミやナイフは花専用のものをオススメいたします。
花専用のものは茎をつぶさないため、花に水があがりやすく、花が長持ちします。

茎の切り口を新しくする!
茎の先端には、目に見えない菌や汚れが付着しており、そのままにするとお花が水を吸いづらくなってしまいます。
切り口を1〜2cmほど細かく切ってあげることで常に清潔にすることができます。
茎の先を水に浸した状態で茎を切ることを水切りと言います。
茎は斜めに切り、水を吸い上げる面が多くなる様にします。

お水は毎日綺麗なものに!
ぬめりを感じた場合は、洗剤を使って花瓶を洗います。
切り口をいけるとき、水の量が多いとしっかり水を吸い上げてくれます。
一方で、水に浸っている茎は傷みやすく、水も腐りやすくなってしまうので注意が必要です。
ばい菌のついた茎もよく洗ってヌメヌメを取ってあげて下さい。

浅水か深水か!
お花によっては水をたくさんあげたほうが花持ちがよくなるものとそうでないものがあります。
ガーベラのように水につけていた部分が腐りやすいものは浅水のほうがはなもちがよくなります。

お水が上がりにくいお花は湯あげをトライ!
湯あげの方法は
1. まず水に浸かる部分の無駄な葉を取り除く。新聞紙などで葉と花を保護するように包む。
2. 湯につける直前に茎を切り戻す。
3. 40~60℃のお湯に切り口を浸け、茎の中の空気を抜く。(20~30秒くらいつけてください)
4.引き上げて先の色が変わった部分を切り戻したあと、すぐ水に浸ける。
湯あげをしたほうがいいお花はキク、ストック、ナノハナなど。

お花の栄養剤を入れてあげて!
切花は収穫された直後から品質の低下が始まります。
お花の栄養剤は切花の品質を保持し、老化を抑え、蕾の開花を促進して切花の日持ちを長くさせる効果があります。
また、そのほかにもばい菌を防ぐ効果もあります。